今日は家の近くで「餅つき大会」と「区民祭り」が開催されていて、どっちに行くか悩んだ挙句どっちも行ってきました。
さて、その区民祭りで救命講習を行っていたブースがあったので参加してみました。
そんな大規模ではなく、心臓マッサージとAEDを使った心肺蘇生の方法を教わっただけなのですが、知らなかったことの連続で驚くことばかりでした。
今回はその様子を紹介したいと思います。
目次
もし人が倒れていたらどうする?
さて、あなたが道を歩いていると目の前に人が倒れていました。
あなたならどうしますか?
実際に救命救急士の方に聞かれた質問です。
私は「意識があるかの確認を行う」と答えたのですが、正解?は「その人を助けても安全な状況かの確認」でした。
例えばそれが道路上の場合、救命活動中に惹かれてしまう場合があるので、そういう場合は安全な場所まで避難する必要があります。
実際の救命活動
安全が確認できたら一刻も早く救命活動を行います。
手順は以下のとおりです。
- 意識があるかの確認
- 周りに人がいれば応援を頼む
- 心臓マッサージ
- AEDでの電気ショック
以後は3,4の繰り返しになります。
1については倒れてる人の両肩をつかみ、体を揺さぶって「大丈夫ですか?意識はありますか?」と大声で呼びかけます。
意識があれば反応があるということです。
意識がなければ2に進みます。
これは、「AEDの確保」と「救急車の手配」を頼みます。
その間に自分は3を行います。
心臓マッサージは、乳首と乳首にある肋骨の部分を1分間に2回のペースで、胸が5cm沈む程度の強さで押してあげるそうです。
これは、早すぎても遅すぎても駄目だそうで、特に遅いとやっている意味が無いそうです。
なので早い分にはまだいいが、遅くはならないようにしてほしいとのことでした。
また、心臓マッサージは骨が折れることもあるそうで、そのくらいの強さで押さないと効かないそうです。
抵抗があるかもしれませんが、骨が折れても命が助かるのと、骨を配慮して命を落とすのどちらがいいかなんて、聞くまでもありませんよね。
AEDについては、使い方がわかるよう音声で案内してくれるので意外と簡単です。
音声を聞きながら行えばいいので難しく考えなくていいです!
倒れてる人がいるのに何もしないのは見殺しているのと同じ?
講習の途中で私はこんなことをたずねました。
「もし救命活動を行ってもそれが効果が無かったら救命救急士の方に’なにやってたのコイツ?全然効いてないじゃん’と言われるんじゃないかと心配」
すると救命救急士の方は「そんなことは無い。やってくれた方には感謝をする。むしろ何もやらなかった人はその人を見殺しにしているのと同じです。」と答えてくれました。
これで私は安心して救助勝つ亜同を出来ると思いました。
また、万が一処置の仕方が悪く逆にその人を殺めてしまったら責任を追及されるのか?という質問もしたのですが、これも大丈夫みたいです。
そういう法律があり救命活動時の行動は責任が問われないそうです。
強いて言えば、その人に対して恨みがあり故意に殺人を行った場合は別だそうで、それは当たり前ですね。
なので皆さんも安心して救命活動を行えますね!
人工呼吸はしないほうが良い?
最後に、人工呼吸について聞いてみたのですが、これは素人がやると危ないからしないほうがいいとも言われました。
と言うのも、息を肺に送るのが難しく、これを胃に送ってしまうと心臓に負担をかけてしまうので自信が無い方はしないで心臓マッサージだけを行ってほしいとのこと。
なるほどーと思いました。
まとめ
意外と知らない救命活動について親切に教えてもらってためになりました。
こういう知識は使うことの無いほうがいいのですが、もし万が一人が倒れている場に出くわしたときは迷わず行動できるように常に訓練をした方がいいなと思いました。
実際に「1度だと忘れてしまうので定期的に訓練を受けてほしい」とおっしゃっていました。
職場や部活の団体向けには出張講習、個人向けにも定期的に消防署などで行っているそうなので、是非一度体験してみてはいかがでしょうか?
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